2022.12.5
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おしゃれな看板を作って集客に力を入れたい、と思ってもイメージ通りに作るのは難しいもの。理想の看板作りには押さえておくべきポイントがあります。今回は初めて看板を作る際に気を付ける点や、陥りやすい失敗理由を解説します。
そもそもなぜ看板を出すのでしょうか。「お店を出すから看板も」と軽く考えず、目的を突き詰めて考えることが大切です。
看板を掲げる目的は、何をしているどんなお店かを知ってもらうためです。飲食店なのかアパレルなのかカラオケ店なのか分からないと、客は看板を見かけても入ろうとは思いません。何を売っている店なのかがパッと分かることで、客に認知してもらえます。
また、看板の色やデザイン、文字のフォントなどからその店がどんな雰囲気なのかをイメージで伝えることができます。例えば明るい色やポップなフォントで店名が書かれたカフェと黒基調の看板のカフェがあった場合、前者は若者向けのイメージを、後者は落ち着いた大人な雰囲気を伝えることができます。看板を出すことでその店の業態と雰囲気やメッセージを伝えられるのです。
看板を出せば町行く人にお店を知ってもらうことができるため、集客率を上がるのにとても効果的。ですが、よくわからないまま看板を作っても効果が得られず失敗に終わってしまう可能性も。看板作りで失敗してしまいがちな3つの理由を確認していきます。
多いのは看板作成費の予算に収まらずオーバーしてしまうという失敗です。予算が限られる中、思い通りの看板を作ることはなかなか難しいものです。だからといって理想を追求してあれもこれもと盛り込んでしまうと予算をオーバーしてしまいます。
看板は、製作費だけでなく取り付ける工事費などもかかります。設置場所が高所や工事の難しい場所などの場合それだけ料金もかさみますので注意しましょう。看板を製作する前にしっかり見積もりを取ることが大切です。
看板製作が計画通りに進まず遅延してしまう失敗もあります。新規開店やリニューアルオープンする際は、看板がないと始まりません。せっかく内装は整っていても看板がないため店が開けられない、なんて事態にならないよう、看板製作は余裕を持って早めに依頼することが大切です。
特にデザインにこだわりたいときや大きさのあるものを作りたいときは要注意。デザイナーとの打ち合わせや設置工事の段取りなど、日数がかかることが多々あります。作業の計画やスケジュールはしっかり管理するようにしましょう。
看板のイメージは店の雰囲気に直結します。できた看板が思っていたのと違う、という失敗は避けたいもの。予算や技術の関係で伝えたイメージが変わってしまったりしないよう、業者とは細かく打ち合わせることが大切です。
イメージ通りの看板を作るためにはどのような点に気を付ければよいでしょうか。看板製作するときには以下の3つのポイントを押さえておきましょう。
看板を作る際に「何を売っているか」「どんな雰囲気か」「どう伝えたいのか」を明確にしましょう。看板を作ることにより一番何を伝えたいのか目的を決めることで、色やフォント、メッセージなどが自然と決まってきます。店名を覚えてほしいなら文字を大きくしたり、店の雰囲気を伝えたいなら色にこだわったりなどデザインに反映しやすくなります。
ただ、雰囲気やデザインなどにこだわりすぎるのも逆効果。何のお店かパッとみて分からないと客は入りづらさを感じたり、入ってからイメージと違って不快感を覚えたりしてしまいます。認知してもらいたいのはもちろんですが、大事なのは「何の店か」という業態を伝えることを忘れないようにしましょう。
つい先にデザインを考えてしまいそうですが、まずはどこに設置するか先に決定する方が良いでしょう。看板を店頭に設置するのか屋上に設置するのかで、大きさや目立たせ方なども変わってきます。また、看板自体の出来はよくても、近隣の雰囲気から浮いてしまうのもよくありません。街の雰囲気にもマッチしつつ目を引くような工夫が大切です。設置したときのイメージを持ちながら製作を進めましょう。
看板の素材には、耐久性のあるものや質感にこだわったものなど、さまざま。素材を決定するには看板の利用シーンを考えることが大切です。例えば屋上に設置する場合、耐久性はありつつあまり重くないアルミ複合板などが良いでしょう。日本食の店なら小さくても雰囲気のでる木材、など店舗のイメージに合う素材選びも重要です。
理想の看板を作るためには、予算や利用シーン、設置場所など政策前にしっかり考えることが大切です。重要なのは、看板を作る目的をはっきりすること。集客率を上げたいのか、イメージアップをしたいのかなど目的に合わせてデザインを考えましょう。ポイントをおさえ、自分のイメージした通りの看板を製作する参考にしてください。
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